タープの種類・使い方・選び方ナビ

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 タープで共有スペースを確保する

チェックインしてレイアウト(配置)を決めたら最初にタープを張り、キッチンやリビングにあたる共有スペースをまず確保しましょう。

タープって何?から使い方、特徴、種類、材質・・・など、初心者にわかりやすく解説していきます。

 
キッチン、リビングなどテントのサブスペース
強い陽射しや雨から野外滞在空間を作り出すタープは、2本から6本ほどの支柱を立て、布地の角を地面とロープで固定して設置するものです。タープは大きく、共有スペースとなる場合が多いので、配置を考えた後、最初に設置します。
   
実際に使用する人数で選択肢を絞りましょう
大まかに4種類程度に分別されます。それぞれにサイズがあるのですが、確保できる空間を決定付けるのは、その形状が最も大きな割合を占めます。下に設置の見取り図と種類(形状)の違いによる特色を解説してみました。

  タープの種類・形状による選定ポイント
上からみる設置例  タープの形状と特色
オレンジ矢印:ロープ
ピンク点:低いポール
レッド点:高いポール
ピンク点線:折り目(尾根)

上から下へ
使用人数 少ない<多い
居住空間 狭い<広い

という順に並んでいます。


 ウイング型
推奨キャンプ人数 ★★☆☆☆
収納・展開利便性 ★★★★★
居住性・空間確保 ★★☆☆☆
応用活用性 ★★★☆☆

ウイング(=翼)タイプと呼ばれる菱形のタープで、ポール(支柱)を2本立て、その間の端を広げるように固定するタイプです。ポールを使わずに地面に這うように張れば、テントのような使い方もできます。

風や雨の吹き込みに強く、デザイン・簡便性・コンパクト性は抜群ですが、2本のポールなので高さは取れず、かつ横の空間が少ないので2人で使用するのに適しています。トップの写真はこの形のタープです。


 ヘキサゴン/ヘキサウイング型
推奨キャンプ人数 ★★★☆☆
収納・展開利便性 ★★★★☆
居住性・空間確保 ★★★☆☆
応用活用性 ★★★☆☆

ヘキサゴン(=六角形)タイプは文字通り6つの角を持ち、ウイングタイプより空間を拡げ4本のサイドロープによりしっかりと固定することができます。ポールの高さを変えることで、風に対して低い面を壁にすることもでき、また、ポールではなく木などを利用することもできます。

設置が簡単ですが、ウイング型同様、高さが取れないまま面積が大きいので開放感に欠ける部分があります。しかし、大きいものであれば4人くらいでも使えます。


 ルーフ型
推奨キャンプ人数 ★★★★☆
収納・展開利便性 ★☆☆☆☆
居住性・空間確保 ★★★★☆
応用活用性 ★★☆☆☆

ルーフ(=屋根)タイプは生地の中央をポールで支える正方形のタープ。センターポールがあるので、中央が高く圧迫感が少ないのですが、真ん中にテーブル等、物を置くことはできません。

設置の際には真ん中のポールを誰かに支えていてもらう必要があります。4人以上のキャンプでお勧めです。


 レクタンギュラー型
推奨キャンプ人数 ★★★★★
収納・展開利便性 ★★☆☆☆
居住性・空間確保 ★★★★★
応用活用性 ★★★★☆

レクタンギュラー(=長方形)型は中間の2本を尾根にして、屋根状に使用したり、半分を地上に垂れ下げて壁にするように使用することもできるタイプのタープです。

一般的な使い方では最低6本のポールが必要なので、重量・収納性はマイナスポイントですが、利便性・居住性においてはピカイチなタイプのタープです。4人以上のキャンプにお勧めです。


 大まかに分別すると以上が一般的なタープの種類です。
 その他、オートキャンプ専用ともいえる、車の出入り口と直結するような形状の「カーサイドタープ」や、サイドをメッシュで囲むような「スクリーンタープ」というものもあります。「スクリーンタープ」については「スクリーンテント」とも呼ばれ、形状はタープというよりテントに近いので、初心者の方は注意しましょう。

 キャンプ用品は今後、中心となる自分たちに必要なキャンプスタイルに応じたアイテムをセレクトしてみてください。
   
一枚のタープで快適キャンプ生活
タープの基本的な選び方を学んだところで、実際のタープを写真を見てキャンプ場でのスタイルをイメージしてみましょう。じっくりと選定し必要な物と出会うことができたなら、きっと素敵な時間を過ごす事ができると思います。
   ウイングタープ
モンベル ミニタープ 

トレッキングや自転車・オートバイのソロツーリングなどにも気軽に持っていけるモンベル・タープの最軽量モデル
【総重量】1.1kg
【使用時サイズ】335x270cm
【収納時】15x40cm
   ヘキサゴン/ヘキサタープ
モンベル ミニタープHX

自転車やオートバイのソロツーリングなど、できるだけ荷物を軽くしたい行程に最適です。
【総重量】1.5kg
【サイズ】全長:338cm×幅:280cm
【収納時】約40cm×約16cm
ロゴス ファミリーヘキサゴンタープ3034FR-G

難燃性の生地を使用し、耐久性、安全性がUP!
有害な紫外線をカットし、内部の温度上昇を防ぐUVカット機能付き。
【総重量】(約)3.5kg
【サイズ】(約)幅340×奥行300×高さ230cm
【収納時】(約)幅69×奥行12×厚さ12cm
ロゴス UVヘキサタープ 4443

広さ約7.1畳。高さ調整可能!3通りの高さが選べる4本継ぎのポール使用。片側を落とせば確実に日陰が作れます。RV車と接続しやすいウイング幅170cm。
【総重量】約3.0kg
【サイズ】約440x430x230cm
【収納時】径15x68cm
コールマン コンパクトヘキサタープS

従来の生地素材と比べ、紫外線に対し抜群の耐久力を持つコールマン独自の生地。
【総重量】約3.8kg
【サイズ】約420x420x220cm
【収納時】14cm×79cm
コールマン ヘキサライトタープ

ツーリングキャンプに最適なコンパクト性を追求したヘキサタープ。
【総重量】約4.9kg
【サイズ】約420x420x220cm
【収納時】16.5×42cm
ロゴス UV-Qヘキサ1200

有害紫外線を約99%カットし、断熱効果もある生地です。
【総重量】約3.6kg
【サイズ】440x440cm
【収納時】径7x62cm
コールマン ヘキサタープMDX

サイドポール標準装備のミディアムサイズ。
【総重量】約5.3kg
【サイズ】約440x440x230cm
【収納時】17.0×86cm
モンベル ビッグタープHX

設営の簡単さと投影面積の大きさ、そして耐風性をバランスよく採り入れたモデルです。
【総重量】3.6kg
【サイズ】約500x520cm
【収納時】16x16x68cm
   レクタンギュラータープ
スノーピーク ライトタープ ポンタ シールドSTP-360

2本のポールで自立し、1〜2人の空間を確保する小型軽量なレクタングラー(長方形)タープです。
【総重量】900g(ロープ含む)
【サイズ】250×200cm
【収納時】35×18cm
ロゴス UVタープ4029

生地表面には撥水加工を施し、汚れが付きにくく、雨が溜まりにくくしています。
【総重量】約6.5kg
【サイズ】400x290x230cm
【収納時】73x18x18cm
ロゴス UVタープ3634

4段継ぎのポール仕様でポールの高さを調節できます。
【総重量】約5.5kg
【サイズ】約440x430x230cm
【収納時】径15x68cm
モンベル ビッグルーフレクタ

6本のポールで設営する長方形の大きなタープです。
【総重量】6.2kg
【サイズ】540×430cm
【収納時】78×18×19cm
コールマン スクエアタープDX

大型サイズのスクエアタープ。
【総重量】約15.5kg
【サイズ】約500x400x250cm
【収納時】7×93cm
   
形状が同じでもサイズや収納サイズはいろいろあるので、キャンプ時に必要なベストなタープを選んで、当日までに準備を万端にしましょう。

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アウトドアキャンプ用語
本文中で解説できなかったキャンプ・アウトドア関連の用語を取り上げていくマメ知識欄です。
タープ
『tarp=tarpulinの略語』防水布(シート)のカタカナ語。

使用用途は高く、屋根のような使い方や、壁のようにシェルター状に使うこともできる一枚からなるアイテム。支柱となるポールを用いて設置します。


生地
タープ本体とも言える生地は紫外線による劣化がしにくく、難燃加工されているものがベターです。

雨水が溜まっても重さに耐えられる耐久性も必要なので、あまり安い物は避けた方が良いです。


ポール
タープを支える支柱でアルミやステンレス製が主流。

グロメット
縫製や金属で補強され生地に設けられている穴の部分を指します。

使用人数
ここでいう使用人数とは、タープの下で過ごす人数のことを意味します。目安としてご参考に。

居住空間
「タープの大きさ=居住空間」に近いのですが、ポールの高さや設置方法の違いにより、「生地の大きさ=空間の広さ」とも言い切れません。

ウイング型
『wing=翼』タイプ。
設置が簡単で、コンパクトに収納できるタープ。


ヘキサゴン型
『hexagon=六角』タイプ。

設置が簡単で風にも強く、持ち運びもかさばらないタープ。


ルーフ型
『roof=屋根』タイプ。
パラソル状に広い空間を確保します。
レクタンギュラー型
『rectanguler=長方形の』タープ。気象条件や地形に応じていろいろな形にセッティングすることができます。

カーサイドタープ
形・移住性などはウイングタープに近い。車がポールの役割りを果たすように設計されているタープです。

スクリーンタープ
メッシュ状の生地で通風性の良い「蚊帳」。テントと違い地面を覆うシートはない場合が多いです。

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